コンサルティングは万能ではありません。相談を受ける立場として、できないことを正直に書いておくことが、誠実だと思っています。できないことを知ることで、相談の場をより有効に使えます。

コンサルタントは代わりに決めない

相談の場で出てくる問いに、私たちが答えを持っていることはあります。しかし、その答えを採用するかどうかは、クライアントが決めます。コンサルタントは、判断の材料を整理し、選択肢を広げる役割です。「どうすればいいか教えてほしい」という期待で来られる方には、最初にこのことをお伝えします。

外部の人間には見えないことがある

組織の中で長年積み上げてきた文脈、人間関係の歴史、言葉にされていない前提。これらは、外部の人間には見えません。相談の場で出てくる情報は、常に部分的です。私たちの判断は、その部分的な情報に基づいています。だから、「絶対にこうすべき」とは言えません。

相談だけでは変わらないことがある

相談の場で気づきが生まれても、実際に動かなければ何も変わりません。コンサルティングは、行動の代替ではありません。相談の後に何をするかは、クライアントが決め、クライアントが動きます。私たちの役割は、その行動を少し整理しやすくすることです。

それでも、相談に意味がある理由

一人で考えていると、同じところをぐるぐる回ることがあります。声に出して話すことで、自分の考えが整理されることがあります。第三者がいることで、見落としていた前提に気づくことがあります。コンサルティングの価値は、答えを提供することより、考えるための場を作ることにあると思っています。

私たちについての詳しい考え方は、私たちの成り立ちと考え方のページをご覧ください。合うかどうかを確認するための無料相談も受け付けています。